前の記事でNetBeansで、リモートの環境をWindows端末からIDE上でmakeする環境を
どうにかこうにか作ったのだけれど、eclipseの場合はどうなんだろう?と
思ったので試してみた。
前の記事でeclipseに対してはかなりキツイ事書いたので、場合によっては訂正しないと
いけないし。
eclipseの最新バージョンは3.7。
いちから環境構築するのは面倒なので、Pleiades を使うことにした。
C++版を入れて、追加でPHP開発用のPDCを入れる。
その後、いらないプラグインを削除。
2~3回の再起動でひとまず必要そうな物を揃えた。
で、早速リモートにあるソースを元にプロジェクトを作成してみる。
が、sshで鍵を読むのに失敗している様子。
どうも、AESで作った鍵は使えないらしい。
付属のメニューから鍵を作りなおして、リモートのauthorized_keysに追加。
やっぱり鍵の対応ができていないのが原因らしく、今度は接続完了。
プロジェクトの作成も、ロケーションをRSEに変更してホストの設定をしてやることで
すんなり作成される。
あと、心なしかSSH接続が安定しているような気がする。
が、こっちでも順調に進んだのはここまで。
標準の構成ではリモートのmakeツールをどうやっても叩くことができない。
ビルダー設定、ツールチェインにリモートの環境を指定できるものがなく、
それらの設定をするにはeclipseの事を相当知らないと難いだろう。
かるくGoogle先生にお伺いかけたところ、クロスコンパイラをローカルに持ってきて
それを叩く環境で開発するのがメジャーらしい。
本番と全く同じライブラリがある本物に接続できてるのに、わざわざクロスコンパイラ。
個人的にはこれではmakeが出来る以上のメリットはない。
プロジェクト作成までは、本当に理想的に動いてくれただけに、惜しい。
makeができないと価値がほぼなくなってしまう。
ついでに、プラグインのインストール・削除を何度かしているうちに、
NullPointerException吐いたのを付け加えておく。
というわけで、現状ではNetBeans優位に落ち着く。
しばらくは、NetBeansをメインに据えることにしよう。
ただ、この手のツールは日進月歩、半年経てばまた状況も変わってくるだろう。
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