ITメディアのRSSで知ったのだけれど、長いこと放置プレイされていたLinuxザウルスの後継?みたいのが出るらしい。

まだ、SL-C1000を現役で使っている自分としては気になる情報だ。
とはいっても、買った当初はクロスコンパイラ入れてみたり、動画再生やエミュや、音楽再生、書籍読みといろいろ試したものの、結局常用したのは通勤時の音楽再生と書籍読み位だったのだけれど。

で気になる新端末のスペック。
CPU:i.MX515 800Mhz
メモリ:512MB
液晶:5型ワイド(1024×800のタッチパネル)
OS:Ubuntu 9.04(シャープカスタマイズ)
バッテリ駆動時間:約10 時間
本体重量:約409g
無線LAN:IEEE802.11b/g
本体サイズ:約161.4×108.7×19.7~24.8

んで、思うことつらつらと
重量はともかく、サイズが大きくなったから、専用の入れ物使っても、腰にくっつけるのは無理があるなぁ……
その分の液晶サイズと解像度の大型化は歓迎するところか。
Linuxザウルスみたいに、液晶画面をくるっと回してタブレット形態にするのは無理なので、書籍読みするのは絶望的。

CPUはさすがにPXA270から進化したけれども、解像度いっぱいの動画を流すのはちょっと無理だろうな。
VGAサイズならいざ知らず、昨今の動画ファイルを再生はできまい。
Ubuntuのパッケージ郡が使えるとの触れ込みだけれど、CPUがARMなのでx86より選択の幅が狭まるって事はないのかちと不安。
flashはLiteが対応しているらしいけど、flashは思ったよりCPU食うから、そっちが足かせになる予感もする。
無線Lanがついているのは素直に好印象。ネット端末として活用できそうな気はする。
Linuxザウルスの時よりは敷居が下がっているとは思うけれど、geekな人以外が使いこなせるような感じではない気がする。

どういう利用シーンを想定してるんだろうか。
会社で使うなら、議事録書き位しか思いつかないなぁ……
出先でメールチェックとか昨今のセキュリティ情勢を考えるとほぼ無理だろうし。
OOoだって、MSOfficeの代替としてはまだ無理があるからなぁ。

個人利用なら、簡単なWebブラウズ端末としてはそこそこ期待できそうな気はするけれど、ちょっと欲を出すとCPUが足かせになりそうだ。
E-Mobileを繋げられるので持ち運ぶ意味も出てくるか?

位置的にはNetBookとLinuxザウルスの中間みたいな印象でザウルスの後継って感じではないなぁ。
買うか?と聞かれれば、自分は買わないなぁ。
かつて、モバイルギアやシグマリオンを使っていた層がどう感じるか気になるところではある。

2009/08/28:コメントなしろじ

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